003年3月から始めた月釜(毎月決まった日程で開催する気軽な茶会)も、もう30回を超えました。

茶って、正座しないといけないし、堅苦しくてと、今まで敬遠していた方にも、気軽にお茶の魅力に出会っていただけるように、また、ベテランの茶人の皆様にも、毎回違った趣向で繰り広げる庵主のお茶の世界を楽しんでいただけるよう、少ない道具をやりくりして、ない知恵をしぼって、休むことなく続けています。(笑)

釜といえば大寄せが普通ですが、峯風庵は四畳半の茶室。少人数でゆったりとお楽しみいただけます。1日8〜9席、全て、亭主の庵主が点前をしながら、来てくださった方皆様にお茶をお点てして、お茶にまつわるお話などをさせていただいております。

ルの中の茶室空間ですが、建築家や宮大工さんたちの心がこもった、優しくも凛とした時空が広がる峯風庵。この空間に支えられて、峯風庵のお茶は、カジュアルに楽しんでいただきながらも、お茶の本道を行くことができるのではと思います。気軽な月釜ですが、何か心に残る深く感じる、そんな場になれば幸いです。

 

 

代に生きる創造的なお茶、月釜では、茶事ではできないサプライズな趣向も多く登場します。このサプライズ目当てに毎月来てくださる方も増えました。 月釜は1席8名様まで、毎回60名さま程しか、おもてなしすることができませんが、ぜひ、多くの方にも、月釜の楽しさをご覧いただきたいと、これまでの月釜ベストセレクションを追々、アップしてゆく予定です。 お楽しみに。

ちきれない方は、お友達の夏海さんのサイトのオフレポのページをご覧ください。ほぼ毎月、峯風庵のレポを掲載してくださっています。


2005  9月月釜

2006  1月月釜

 

2005 10月月釜

2006  2月月釜

 

2005 11月月釜

2006  3月月釜

 

2005 12月月釜

2006  4月月釜

 
     
     

峯風庵 月釜の様子
<2005年8月 見立て道具で楽しむ 南の島のお茶会>



―待 合―
煙草盆 線香を焚いて



―汲み出し―
ブルキュラソーのソーダ割り



―床―
円相の軸
大海に浮かぶ島に見立てて



南国の花をココナツの花入れに
敷板はバナナの葉を模して
作られた木彫細工


―香合― 海亀

 

8月は恒例「南の島のお茶会」です。 私の大好きなインドネシアのバリ島の雑器を中心に、本来は茶道具ではないものを茶道具に見立てて使っています。

床に掛けたお軸と茶筅以外は全て見立ての道具。これだけ、目いっぱい見立て道具が使えて、幸せでした〜。

見立て道具は、下手に使うと品がなくなったり、席がうるさくなるのですが、我ながら、今回も成功。これだけやったらサプライズでしょ。 あまりの暑さに、風炉釜をはずして、大きなガラス鉢に氷を入れて冷水点にしました。風炉がないと茶席では香が焚けないので、待合ではバリ島のココナッツの香りの線香を。


茶友のたきこさんがこの日のために描いてくれた
風炉先の波の絵が効いてます。
椰子の葉を敷いて、中国の金魚鉢を水指に
(新品ですのでご安心を! )


ハイビスカスティーの赤い色と
淡雪羹の白がきいている
手づくりの主菓子
銘は「情熱の花」
熱帯魚の形をした
ブルーのガラス皿に盛って


薄器はアジアンガラスのコップに
バリ島の小物入れの蓋をあわせたもの
茶杓はマドラーです

 


ココナッツの容器に入れた干菓子は
ドライマンゴーとコーヒーピーナッツ