事とは、伝統に裏打ちされた、お茶のフルコースのおもてなし。本来のお茶とはこの茶事のことを指してます。 なかなか茶事を学べる場が少ない現状の中で、手軽なご参加費で、茶事の意義や意味、そして、楽しさを体感していただく場として、茶事の真髄塾を開催させていただいております。

風庵の茶事の真髄塾では、亭主、水屋、お客、それぞれに、稽古ではなくちゃんと茶人として茶事に臨める道しるべを作ってゆくことを目標に、単に順番を追う稽古に留まらず、人間性、感性、深い心をはぐくむ場にできればと願っております。

前中は懐石料理フルコースとお菓子の実習。午後からは、亭主、水屋、お客に分かれて、本番通りの茶事を体験していただきます。

事は、毎回、庵主が茶人として大切なお客様をお迎えするのと同じ気持ちで、おもてなしの世界をご用意しいます。亭主はお客様への心遣いを忘れず、お客は五感六感をフル稼動して亭主の心遣いを感謝して受ける、そんな実践を重ねることによって、茶人への道を歩んでいただきます。

 
合、茶室での心構えやふるまい、懐石料理の出し方、いただき方、主客のやりとり、道具の取り合わせの妙など、一期一会から、得る物は、人それぞれですが、回を追う毎に素敵な茶人になっていかれる皆さんの姿を見せていただくのが、私の喜びです。

事の真髄塾は、互いの研鑚の場です。それぞれのお茶の師匠にお付きのことと思いますが、本来、茶人は流派を超えて、もちろん社中を越えて、互いのお茶で交流するもの。そんな本来のお茶の世界を取り戻したいと願っています。

歴、流派も問いません。会費はご参加いただいた月のみいただきますので、一度気軽にご参加ください。


2005

 9月 夕去りの茶事 2006  1月 雪の日 正午の茶事
  10月 名残・茶飯釜の茶事  

 2月 利休の侘 夜咄の茶事

  11月 開炉の茶事    3月 正午の茶事 彼岸の頃
  2月 除夜釜の茶事    
       
       

峯風庵 茶事の真髄塾の様子
<2004年11月 開炉の茶事より>
 

 

 

11月は待ちに待った炉開きです。中国から伝わった茶は風炉でしたが、囲炉裏から考案された炉は日本独自のもの。火を間近に見ながらのお茶は、本当に心温まります。
11月は茶人の正月でもあります。開炉の喜びを茶事で味わえるのは幸せですね。

お茶の袱紗のたたみ方はキリスト教の洗礼時のワインにかけられた布のたたみ方から考案されています。
また、中国やルソン、アンナン、カンボジア等島物の雑器を取り上げて茶道具となってゆきました。すばらしい文化を残してくれた先人に感謝して、お茶の成立当時に思いを馳せ、東インド会社のマークの入った香合、南蛮人の茶碗を用意いたしました。

 

[1] 懐石料理の説明が終って
メンバーで段取りの打ち合わせ

[2] 主菓子つくり
  できたてのお菓子は本当に美味しい

[3] 懐石づくり
   今日は伊勢海老の八寸
  こんなの家でしたことないわ

[4] 懐石づくり
盛り付けには美的センスが必要

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[5] 茶室の準備
   敷香をして化粧灰をする

[6] 下炭は、初炭の時に
お客を心待ちにしていました
という風情になるよう、心して

[7] お客さま:汲み出しをいただいて
腰掛待合にすすむ

[8] 亭主の迎え付け

[9] お客様は蹲を使って席入り

[10]床 炉、釜を拝見して席につく

[11] 主客の挨拶の後、初炭手前

[12] 炉中拝見
 赤くいこった炭の色がごちそうです





[13] 懐石の膳が運ばれます
 炊きたてのご飯と汁、向付 一献が
でてから、向付をいただきます

[14] 飯器を持ち出し、続いて汁替え

[15] 懐石の華 煮物椀
続いて二献目がでて
詰めに預けられます

[16] 焼物は取りまわしで

[17]強肴はこれまで使った
材料の余りを活かして
作るのがお約束

[18] 2回目の飯器をお出しして
亭主は水屋でお相伴
 ころあいを見て小吸い物そして
八寸と 燗鍋を持ち出します

[19] 千鳥の杯は慣れないと
ちょっと難しい

[20] 湯斗と香の物
禅僧の食事作法が
取り入れられています
ON MOUSE,Please!

[21] 膳が帰ったら
主菓子が縁高で出されます

[22] お客さまは仲立で、腰掛待合にでて、迎え付けの鳴り物を待ちます
蹲を使って、席入り 床の花 、茶入、釜などを拝見して、定座にすすむ

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[23]濃茶点前
天地の恵みの象徴として
濃茶が現出するかのごとく精
神を集中して

[24] お道具拝見

[25] 後炭手前のあと
薄茶に 干菓子は吹き寄せ

[26]薄茶をいただいた後は
主客でご挨拶し、茶室を後にします
お見送り=残心も忘れずに