<2005年9月 野分>


―汲み出し―
菊花を形作ったジャスミンティー

― 床 ―

― 風炉先屏風 ―
野分の過ぎ去った荒野のススキ


主菓子―(市販のもの)
干菓子―吹き寄せ
(野分の風で吹き飛ばされた木々の葉っぱなど)

 
― 花 ―
瓦けや野の草を

野分という銘のある茶杓が、ご縁があって峯風庵の道具の仲間入りをしました。

清少納言の枕草子の一節が、鮮明に目に浮かびました。

人生には雨の日も風の日も、台風の日もあるけれど、またがんばろうねという「心萬境随転」の語を床に掛けました。

折りしも、当日は昨年に引き続き、大阪にも台風が接近。
アメリカではハリケーンで大きな被害が。

でも、台風が去った翌朝のあのあっけらかんとした青空、何処で雨風を凌いでいたのか
小さな虫や鳥たちが、何事もなかったかのように、空を飛び、さえずりはじめます。

生きるということを考えさせられます。